「CES2009」現地レポート№4/2009.1.9ラスヴェガス発
CES (Consumer Electronics Show) International 2009
現地レポートNo4
[ 2009.1.9 ラスヴェガス発 ]
開催日 :2009/1/8~1/11
開催地 : アメリカ・ラスヴェガス
省エネ&エンターテイメントのソニー
40%も省エネを実現した
液晶テレビを今夏発売へ!
ソニーブースでまず目を引いたのは、今夏、米国で発売予定の液晶テレビ「VE5」シリーズです。40V、46V、52V型の3機種用意されており、消費電力を従来比で40%も削減したそうです。その秘密はバックライトに「HCFL(hot cathode fluorescent lamp)」を採用したこと。
△派手なイメージのブースが多い中で、
ソニーのブースは大人し目というか、洗練された印象でした。
HCFLは一般的な蛍光管バックライト(CCFL)に比べて、発光効率に優れ、光量が多いという特徴があります。本来はより高輝度を狙う場合などに最適といえますが、この特徴をソニーでは、輝度をCCFLと同量に抑え、その分、消費電力を低減させる方向に応用したようです。
ただし、HCFLは一般的にはCCFLよりも寿命が短いといわれています。CCFLの6万時間に対して、HCFLはだいたい1万5000時間程度ではないでしょうか。もし、そのままだとしたら、テレビの寿命としては厳しすぎます。天下のソニーのことですから、そのあたりに抜かりはないはずと思いますが、どう克服したのかを知りたいところです。
△今夏、米国で発売予定の「VE5」シリーズ。日本でも発売されるのでしょうか?
残念ながらCES会場では、私には、答えを聞き取れないことはもちろん、どう質問したらいいのかさえ分かりません。答えは日本に帰ってから、日本語でじっくりと、お聞かせていただくことにします。
もう1つ、3D映像の再生システムも印象に残りました。当然ながらプレイステーションとの連携を狙ったものです。デモ機は、ディスプレイに特殊なフィルターを張り付け、これを専用メガネをかけて見ることで、3D映像が現れてくるタイプです。
さっそく試してみましたが、確かに自然な立体映像です。窓越しに外の風景を見ているような印象です。これでゲームをしたら、さぞかしリアルに楽しめることでしょう。もっとも、今以上に引きこもりが増える心配もありますが......。
△3Dのデモ機は人気があります。
その新たな映像世界には、機会があればぜひ触れてみることをお勧めします。
3D映像はソニーに限らず各社がデモ実演を行なっていました。ただし、3Dの規格についてはまだ決定されておらず、現状ではさまざまなものが出てきています。ソニーでも今回のデモ機の規格で正式に仕様決定したわけではないようです。
関係者の話では、規格が決まるのは早くても今年末とのこと。そうであるならば、製品化は来年以降ということになりそうです。いずれにしても3Dは、テレビとしてかなりの可能性を秘めた技術であることは間違いありません。次世代DVDの初期のような2規格の競争という状況だけは、くれぐれも避けてほしいものです。
△「Worlds First」を訴求した240HzのLCD。
液晶テレビもいよいよ4倍速の時代に入るようです。
この技術はこの後も6倍、8倍と続くのでしょうか?
△撮像素子に裏面照射型CMOSセンサーを使用したムービー「HDR-XR520V」。
感度が2倍に高まり、夜景などをよりきれいに撮影できるそうです。
CES 公式サイト http://cesweb.org/
CES 公式日本語サイト http://biz.knt.co.jp/pm/ces/
<< 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 >>
<< 「CES International 2009」ページへ








