ハイビジョンテレビ 「'07春夏モデル」一挙公開
進化を続けるフルハイビジョン
「薄型大画面テレビ」
'07春夏モデル一挙公開!

選択肢の広がり
主要メーカーの薄型大画面テレビ「'07春夏モデル」が出そろった。まず、大きく目を引くことは、フルハイビジョンモデルのラインアップが拡充してきたことだ。1920×1080画素という高精細パネルは、地デジのハイビジョン放送データを、そのまま表示することが可能だ。
デジタルハイビジョン放送は「主に40型クラス以上の大画面テレビで、高画質放送を楽しむために策定した規格」といわれるだけに、フルハイビジョンは画質を最優先するユーザーには、はずせない選択肢だろう。
さらには、次世代DVDやハイビジョンレコーダー、ハイビジョンムービーなどをフルに楽しみたいユーザーにとっても、フルハイビジョンテレビは不可欠といえる。
ハイビジョンテレビにはもう1つ、電子情報技術産業協会(JEITA)が策定した「垂直650画素以上」という規格もある。フルハイビジョンに対して、こちらは「ハイビジョン」と呼ばれる。最近の中型クラス以上のニューモデルでは、フルハイビジョン以外は大半がハイビジョンである。
解像度はフルハイビジョンに譲るものの、その分、リーズナブルだ。特に最近はプライベートルームや寝室などの2台目、3台目需要が増えてきており、こちらを意識したニューモデルも多数発売されている。単に解像度の高低ではなく、用途や設置場所などに応じた選択肢が広がってきたわけである。
見逃せない最新技術
では、具体的にどのモデルを選べばいいのだろうか。これについては、メーカー各社がニューモデルで新たな提案や技術の搭載を行なっており、まずはここをじっくりとチェックすることが重要だろう。
例えば液晶テレビでは、「倍速パネル駆動」技術を搭載したモデルが相次ぎ登場している。
通常の液晶パネルは1秒間に60コマの画像を映し出し、動画として再生するが、「倍速パネル駆動」はこれを倍の120コマ/1秒で映し出す。よりなめらかな動画再生を実現し、液晶の課題とされる動きの速いシーンでの残像感を低減させる技術だ。
120コマを作り出す技術に各社の特徴があるだけに、ここは店頭で見比べたいポイントである。
また、HDDレコーダーを内蔵した録画機能も、eSATAやiVDRなど新規格に対応したものが登場。これまで課題とされた、レコーダー記憶容量の制約が大きく緩和されつつある。
さらにはインターネットなどへの対応でも、より利便性の高い機能を搭載したモデルが登場。テレビの新たな使い方を提案している。
昨今の薄型大画面テレビは価格の下落ばかりが注目されがちだ。これはこれでユーザーには大きなメリット。だが、その一方で急速な技術進化を遂げていることも見落とせないだろう。その進化を享受することで、ハイビジョンライフは一層有意義なものとなるはずだ。
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