ヤマダ・ビジネス・ネットワーク/臼井学園 「一に人格、二に技術」社会に役立つ人材を育成
ヤマダ・ビジネス・ネットワーク
臼井学園(富山県富山市)
http://www.usui-gakuen.ac.jp
「一に人格、二に技術」の理念で
社会に役立つ人材を育成

臼井学園は創立60周年という歴史と伝統を持つ専門学校だ。
人間形成を重視したその校風で、高い就職率を実現している。
ヤマダ電機富山営業所は、同校にパソコンをはじめとしたIT機器を多数納入。
迅速なアフターフォローが高く評価されている。
「臼井学園さんは、人間形成を何よりも重視する校風。知識や技術を詰め込むだけでは、社会に役立つ人材は育たないという考え方を、創立以来一貫している」
こう話すのはヤマダ電機法人営業部富山営業所の高田泰範所長だ。富山営業所は学校関係の得意先を多く持つが、歴史の長さでは臼井学園が群を抜く。1947年に富山文化服装学院として創立以来、今年で60年周年を迎えた。
現在は「北陸ビジネス福祉専門学校」「富山デザイン・ビューティー専門学校」「富山自動車整備専門学校」の3校を運営。創立以来の理念である「一に人格、二に技術」をモットーに、質の高いスペシャリストを育成し続けている。
例えば富山自動車整備専門学校は昨年設立された新しい学校のため、07年3月現在では40人の1年生しかいない。しかし、その半数近くはすでに卒業後の就職先が内定しており、残りの学生も「5月頃までには全員が内定するはず」(臼井学園)だという。
富山県は自動車整備士が不足しているという環境もあるが、「人間形成による、社会に役立つ人材育成」という理念が、こうした早期の就職内定を実現したといえるだろう。学生のほとんどは2年生に進級すると、就職先の心配をすることなく、国家資格である2級自動車整備士の合格に向け、全力投球できるわけである。
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60年の歴史を誇る臼井学園
目標は就職率100%
自動車整備専門学校だけでなく、臼井学園では全校の目標として「就職率100%」を掲げている。昨年は95%を達成するなど、着実に目標に近づきつつある。
もともと専門学校は、社会に出て即戦力となる技術や知識、資格の習得を重視しており、臼井学園もここに力を入れている。だが、それだけでは就職率100%は難しい。何より学生たちが「卒業後は必ず就職し、社会の役に立ちたい」という意欲を、卒業するまで継続することが不可欠だからだ。
このため臼井学園では、個々の学生との面談を頻繁に行ない、本人の意志や希望、個性や適正などを見極めながら個別に進路指導を行なっている。文書処理・MS Office系全般を担当する眼目(さっか)早苗先生は次のように話している。
「学生の中には、入学した学科が必ずしも第一志望ではないケースもある。それだけに、個別面談は非常に重要。本人とよく話しながら、卒業後の目標を一緒に策定。その実現のために必要なことを1つずつ、毎月の目標などに落とし込む。これをクリアしていくことで、最終目標まで頑張ることができる」
こうした個別指導を実践するため、臼井学園の特徴といえるのが、1学科当たりの定員数が少ないことである。例えば介護福祉学科は40名、医療秘書学科は20名、ビジネス情報学科は20名といった具合だ。
学校の経営を優先すれば、学生の数は多いほどいいということになるが、それでは個別指導が十分ではなくなる。「入学した瞬間から卒業後のことを考える」(眼目先生)という、臼井学園ならではの運営方針といえるだろう。
耐久性と実用性を兼ね備えたシステムを提案
迅速なアフターフォロー
ヤマダ電機富山営業所が臼井学園への納入を開始したのは6年ほど前からだ。当初はレーザープリンターのトナーやインク、用紙といった消耗品類からだった。
しかし、高田所長の誠実な人柄が徐々に評価され、今では授業に欠かすことのできないパソコンを50台以上、そしてレーザープリンターやプロジェクターなどの関連IT機器を多数納入している。
また現在、医療系の学科で使用しているレセコン(健康保険診療における診療明細請求書「レセプト用紙」を管理・発行するシステム)の、入れ替え相談を受けており、高田所長は「Dr.Pen Lite」(6ページ参照)など、いくつかのシステムを提案する予定だという。
高田所長が臼井学園との商談で特に気を配っている点は「詳細な仕様打ち合わせ」と「迅速なアフターフォロー」である。
例えば眼目先生が担当する文書処理・MS Office系全般の授業は、全学科に共通する科目だ。どういった職業に就く場合でも、コンピューターによる文書処理や管理等は、今や不可欠だからである。
当然、授業に用いるパソコンや関連システムは使用頻度が高く、ハードやシステムは耐久性を最優先しなければならない。しかも、最新バージョンのソフトが、常に快適作動することが求められる。
その一方で予算の範囲内で、これらの条件を満たさなければならないという制約もある。
高田所長はFRONTIERのBTOシステムをフル活用し、必要なもの・不必要なものを1つずつチェックしながら、予算に合った最適仕様のパソコンを提案している。授業を行なう先生にとってはその適否が講義を左右するだけに、仕様打ち合わせは非常に重要なポイントである。
また、トラブルへの対応も重要だ。迅速に対処しなければ、授業の進行が妨げられるだけに、「アフターには、とにかく気をつかっている。何をさておいても、まずは飛んでいく」とのこと。眼目先生もこの点を評価しており「まるで魔法使いのようにパソコンを修理してくれる。非常に頼もしい存在」と話している。
実は高田所長自身が、臼井学園を卒業したOBでもある。だが、学校からは「母校を頼った営業では長くは続かない」と釘をさされたとのこと。所長もそのことを肝に銘じており、あくまでも法人営業所長として、客観的に評価されることを意識しているという。
そのためには「常に顔を出し、情報提供やコミュニケーションを継続すること」と高田所長。この営業姿勢は「一に人格、二に技術」という臼井学園の理念を、自ら実践している姿ともいえそうである。

左:富山営業所の高田泰範所長のモットーは「地域密着」
右:「個別進路指導が重要」と眼目早苗講師





